人事担当者必見!第二新卒攻略メッセージ術!

f:id:moonfish08:20180530104442j:plain

第二新卒は絶好のターゲット!

昔は終身雇用で、新卒で入った会社で一生仕事をするという方がほとんどでしたが、だんだん評価制度も変わり、年功序列主義よりも能力主義を採用するところが増えてきました。それもあってか、「転職するのが当たり前」というような社会になってきていて、転職市場もかなり活性化してきました。そんな中、いい人材を確保すべく、待遇改善を企業がはじめ、中小企業はなかなか大手の厚待遇に勝てずいい人材を取り逃がすという傾向があるのも事実です。そんな中、中小企業が目を付けているのが第二新卒の採用。若手をじっくり育てて会社のコアメンバーにしていこうという採用戦術です。実際に、新卒で入社したあと3年以内に辞める若手人材はすごく多くなってきています。1年以内で辞める方も、かなり多くいます。そんな若手人材をどう採用していくか。ここで採用率は大きく変わっていくのです。

第二新卒向け求人サイトも多くなってきた

そんな世間の流れを受け、第二新卒向けの求人媒体も数多く登場してきました。「RE就活」はまさにそのターゲットどんぴしゃりの媒体。第二新卒向け求人サイトの筆頭です。また、ウォンテッドリーも若者には人気の媒体。求人ではなくマッチングを主な目的とする媒体で、そのゆるい採用システムが若者に受けています。他にも各社こぞって第二新卒向けの新媒体や大きな特集を組み、若手層の獲得を強化しています。第二新卒の獲得を目指すなら、まずはそんな第二新卒向けの媒体や特集に参画して採用を開始することが大切です。そして、第二新卒に刺さるメッセージ設計を行うことが第二新卒人材を採用するには必要不可欠な要素となってきます。

第二新卒に刺さるメッセージとは?

「第二新卒」つまり「若手層」の思考性はいくつかのパターンに分けられます。1つは「楽して稼ぎたい」というもの。最近、けっこう顕著になってきましたが、すごいこの志向性の方は多いです。このタイプには、仕事とプライベートの両立、ライフワークバランスを訴求することが求められます。週5日8時間きっかり働き、その他の時間をめいいっぱい楽しむ。おじさんたちは怒るかもしれないですが、採用を成功させるにはこの訴求はかなり大切な要素になります。2つ目は、「自分らしさが発揮できる仕事があるはず」というもの。今、働きか方改革が進行していて、自分の自由に、自分のやりたいことをして生きている人がたくさんいます。そんな方に憧れ、自分にも自分に合った仕事があるはずと理想を抱いている方は結構多いです。そういったタイプには、「やりがい訴求」が響きます。待遇面で差別化が難しい企業はねらい目です。ただし気をつけないといけないのは「自分に合ったやりがい」というところです。若手層は「成果」を求めやすい傾向にあります。すぐに認められ、成果を何らかの形で受け取りたいという願望があります。そこを刺激するような仕事例などを入れてあげるといいでしょう。3つ目は「なにがしたいかわかない」というもの。このタイプには、「あなたが何がしたいか」寄り添って考えてあげるというスタンスが効果的です。まずは仕事を一通りこなし、そのあとやりたいことに応じて部署を決定するなど選択肢を与えることです。また、職場の環境や研修などのバックアップ体制も重要です。そういったシステムを整えていくと、第二新卒採用攻略に一歩近づいていくことでしょう!