この違いが成功との分かれ道。フリーランスのお金の考え方

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フリーランスにとってお金とは?

会社員と自営業(フリーランス)では、お金の考え方がすこし違います。会社員の場合、毎月振り込まれる給料+ボーナスで自分の生活を賄います。普通のことのようですが、定期的に決まったお金がもらえて、決まった時期に想定される額のボーナスがもらえるというのはとてもお金の管理が簡単になります。計画的にお金を運用することができるのは、フリーランスにとってはとても羨ましいことです。逆にフリーランスだと収入は月によってバラツキがあることがほとんどです。なので定期的にお金が支払っていくような分割払いや投資活動は気をつける必要があります。これらはしっかり余裕資金で運用していかないといけません。また、お金の計画が立てにくいので、大きな出費をする予定がある場合は、かなり前から準備する必要があります。税金も自分で支払うので、しっかりその分も計算をする必要があります。これだけ聞くと、フリーランスは面倒のように感じますが、いい部分もたくさんあります。まずは収入に限度がないこと。頑張れば際限なく収入がアップします(まぁ会社員でもインセンティブを導入していれば可能ですが)。また、フリーランスには節税対策できる制度がたくさんあります。会社員でもありますが、自分で申告しない分、その意識が極端に低い傾向にあります。節税をするかしないかで収入には大きな差が生まれてきます。フリーランスは自然とその意識が強くなりお金の管理が上手なひとが多いです。

流動資金を確保する大切さ

さきほども話をしましたが、フリーランスは月の収入にバラツキがあります。大きな仕事をしてもその振込は3ヶ月先なんてことは良くあります。結局は3か月後に貰えるんだから一緒だと思う人もいますが、実際に使えるお金(流動資金)がないと事業というのはうまく回りません。特にフリーランスは事業資金と生活資金が表裏一体です。事業をスムーズに展開するにも、豊かな生活を問題なく送るためにも流動資金の確保はとても重要。そのためには、すぐ使えるお金を確保するように仕事のバランスを考える必要があります。具体的にいれば、即金の仕事を確保するか、継続的な仕事を確保するか。これは安定的な事業運営をしていく上でも大切な事です。大きな仕事だけやっていくのはそれだけリスクが伴います。自分の事業特性を踏まえながら、流動資金がどれほど月に確保するかという目線でビジネスプランを練っていくといいでしょう。

お金はお金を増やす道具

会社員の人だとお金は、何に消費するかを一番に考える傾向にあります。貯金をするにしても、それは将来子どものためや家を建てるために貯めているケースがほとんどで、だいたいは消費のためとひとくくりにして問題ないかと思います。一方、フリーランスの方や企業経営者は、お金をお金を増やす道具として考えている人が多いです。儲けたお金を使って、どうやってもっと儲けることができるか、いわゆるどう投資するかを考えるところに大きな価値観の違いがあります。しかし、この違いがすごく大きい。成功者と呼ばれるお金持ちたちは、ほとんどがこの「お金がお金を生む」ことを意識した資産形成を考えて実行しています。同じ収入を得ていてもこの考え方ひとつで、10年後、20年後、大きな差ができている。この考え方を持てるかが、成功者とそうでない人の最初の分かれ道となるのです。