上質な情報を得たものが勝つ!コピーライター流、いい情報を得るコツ!

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本を読んでいる人は情報ツウ!?

「本を読んだら知識量が上がる」「本を読んでいる人は物知りな人が多い」よくそんなことを聞きますよね。当然、本を読んでいると普段は知らない世界を垣間見ることができますし、新しい知識、新しい言葉・アイデアにたくさん出会う機会が得られます。そういった意味で「読書」は良質な情報を与えてくれる存在と言えるでしょう。でも、そういった新しい知識やアイデアは何も本だけで得られるものではないです。誰かと会話していたって新しい情報はどんどん入ってきますし、この情報化社会、テレビ・雑誌、インターネット、SNSなどなどありとあらゆる情報がひっきりなしに押し寄せています。本だけが知識量に繋がるかというともうそういう時代でもなさそうです。でも、毎日ツイッターに流れてくる友達のつぶやきを見ているだけで、新しい情報をなかなか生まれてこないでしょう。また、自分の好きな車雑誌を読んでいるだけでも知見は広がりません。重要なのは、「自分のしらない知識・アイデアを得られる情報デザイスを的確に選択する」こと。これこそが、上質な情報を得るために必要なことなのです。

自分の知らないことが財産になる

先述のとおり「自分の好きなこと」「自分の興味のある範囲」それだけでは、なかなか知識量は上がってきません。意識的に「自分とは関係のない世界」を得ていくことが大切です。しかし、今の社会では意外とそれが難しくなってきています。特にインターネット系の情報享受は、個人の趣味嗜好に合わせ情報をカスタマイズして送られてきます。意識的に自分で新しい情報を得ようとしないと、どんどん情報は偏りをみせてくるようになるでしょう。別にそれが悪いわけではありませんが(専門性を高めるという意味ではむしろ好都合)、言葉やアイデアを扱う仕事(時にコピーライターにとっては)死活問題になってきます。本・映画。テレビ・インターネットなど、バランスよく情報を集め、かつ情報媒体を精査することがかなり重要です。いいクリエイターは、いい情報網を持っているものです。アイデアのもとネタをどれだけ高精度で集められるかが、とても重要な時代になってきています。

情報は誰かに集めてもらう

とはいっても、「いい情報を集める」というのは、ものすごく労力がかかりますし、収集するテクニックも難しいです。そこで大切なのは、「いい情報を集めてくれる仲間」をもつことです。一番いいのはそういった人物が近くにいて、ブレーン(相談役)として情報を共有してもらうことです。ただすべての人がそういった状況をつくることは難しいと思うので、自分でそういった人物をインターネット上で探しましょう。探す際は、ブログかSNSがいいです。リアルタイムかつ情報量が多い媒体のほうが情報の鮮度が高いからです。あとは自分のセンスによってはきますが、「いい情報を引き出す人物」を抽出していけば、自動的に良質な情報をセグメントすることができます。この抽出作業で差は出てきますが、情報の質が悪ければ人物を変えればいいだけです。だんだんと精査されていくはずです。注意点は自分の興味・関心に引っ張られすぎないこと。オールジャンルを網羅することが大切です。そうすれば毎日常に新しい情報がどんどんあなたに入ってきます。コピーライターは「1000入れて1出てくるか」の世界だと思っています。1つのアイデアを出すために、1000の情報をインプットすること。その繰り返しがいいクリエイティブを生み出していくのです。